在宅勤務で不妊治療の負担を軽減。在宅を疑うストーカー上司の撃退法!
最近増えてきた在宅勤務。通勤時間の無駄がなくなったり、外出先から直帰して自宅で働けたり。便利な世の中になってきました。
みなさんの中にも、不妊治療で病院に行きそのまま自宅で仕事、という人も少しづつですが増えてきましたよね。
とても便利な在宅制度。でもちょっと待って。もしあなたの上司が部下を信じられず、行動を四六時中監視するストーカー型上司だったら。
作戦なき在宅勤務は、知らないところであなたの評価を下げているかもしれません、、、。
イケてない上司は、在宅部下のストーキングを始める
在宅勤務の導入の時に上司の頭の中にあるのが、在宅メンバーがどこまで真面目に働くのか、という事。
あなたの上司が疑り深い上司だった場合、上司は四六時中あなたが仕事をしているか疑心暗鬼になっているかもしれません。
「朝から晩までしっかり働け!」という従来の昭和型上司にとっては、「成果で示す」という在宅のスタイルは簡単には理解できないもの。
本当に部下はきちんと働いているのか?と疑心暗鬼になっています。
そういう昭和型の上司の立場からすると、「相手に信じて任せる」というのはかなり高度なテクニック。その為それが出来ない「ストーカー上司」が、あなたの在宅勤務に対してギラギラと目を光らせているのです。
仕事してますアピールでメールは即レス。業務効率はかえって低下
きっとそんな上司の目線は、あなたも何となく感じているのでは。特に、普段から不妊治療で肩身を狭いあなたは、きっと病院後の在宅勤務でも「家で寸暇を惜しんで仕事アピールをしています!」アピールをしているのではないかでしょうか。
普段は数時間後に余裕をもって返信する様な内容でも「調べて返答します!」ととりあえず即レス。チーム宛のメールにも、「その案で賛成です!」と即レスして仕事してますアピール。メール返信に振り回されて、なんだかいつもより業務効率が落ちてる気が、、、。
でも、在宅勤務のメリットって本来は「雑音を遮断し、一人で集中して業務ができる」事ですよね。
ではストーカー上司と良好な関係を築き、効率よく在宅勤務を進めていくためにはどうしたらいいのでしょうか。
上司に信頼してもらう第一歩。コミュニケーション上手をさがせ!
あなたの社内でもいませんか?この人は上司とうまくコミュニケーションがとれているなぁ、と感じる人。「上司とつかず離れずの程よい距離感を築いている人」や「まかせるよ」、と言われやすい人。
あなたとどんなところが違うのでしょうか。じっくりと観察してみたことはありますか?
例えば、自ら定期的にミーティングの場を設定して上司を不安にさせないようにしている、上司に聞かれたときにさっとこたえられるように、自分の考えていることを相手に伝えやすい言葉で話す準備をしている、という事かもしれません。
きっと、上司が信頼している「何か」があるはずです。
一体それは何なのか、まずは注意深く観察し、そしてそれを試してみましょう。コミュニケーション上手な人に、上司とのコミュニケーションの秘訣を教えてもらってもいいかもしれません。
試してみて、上司がどんな反応をしたか。最初はうまくいかないかもしれませんが、トライアンドエラ―を繰り返すことで、自分と上司の良質なコミュニケーションの方法を探し出し、信頼を獲得しましょう。
また、あなたのそういった努力はきっと上司にも伝わるはずです。
仕事アピールはスケジューラーで。行動パターンを認識してもらう。
会社にいると、不意の電話や後輩からの相談など、集中したくても中々集中できない。そんな時は意外に多いもの。
在宅だからこそ出来る「集中タイム」で一気に仕事をかたづけたいですよね。でも仕事アピールでメールを即レスばかりしていたら本末転倒。
そんな時には、スケジュールに「13:00-15:00 企画書作成・集中タイム(レス不可)」などと入れておきましょう。
そうすればオフィスにいる人もあなたも、安心して仕事に打ち込むことが出来ます。また、実際に集中タイムにはあなたを気遣って不要な連絡を控えるようになるでしょう。
たまったメールは集中タイムが終わったら一気に返信。そうすれば、いつの間にか上司も「あ、在宅はこういう工夫をしているんだな」と即レスでなくても気にならなくなってきます。
さりげなくスケジュールを共有する事でストーカー上司の監視の目を緩め、自分もリラックスした状態で仕事ができるようになります。
在宅勤務のメリットを意識して発信していこう
皆が試行錯誤を続ける在宅勤務。きっと上司だけでなく、朝から晩まで会社にいる人にとっては「なんで在宅やる必要があるの?会社だったらインフラもデータも整っているし、効率いいじゃない。」と感じている人は必ずいるはず。
でも、在宅勤務経験者だからこそ実感出来ているメリットは沢山ありますよね。
例えば、上司に「安心して任せてもらえる為」のコミュニケーションの取り方を改めて考えるきっかけになった、という事も立派な在宅勤務のメリットです。
また、これまで会議は全体参加で、という事が暗黙のルールだったのであれば、率先してウェブ会議で参加してみてみてもいいかもしれません。
どういう内容であれば在宅に向いていて、どういう内容であればウェブでも十分可能、と事例を発信して共有してみるのも良いでしょう。
また、もし人事との在宅勤務についての面談があるのであれば、不妊治療との両立が可能になったことなども伝えて。同じ境遇にいる社内の仲間にとっては心強い味方になります。
折角の在宅勤務なのだから、様々なチャレンジをし、色々な事を発信していくことで在宅勤務の環を社内に広げていきましょう。
在宅勤務は慣れるまで上司もチームも試行錯誤で大変ですが、きっと不妊治療と仕事の両立を目指して頑張っているあなたには心強い武器になるはず。
あなたも周囲も、在宅勤務になれるまではしばらく試行錯誤が続くかもしれませんが、きっと時代の流れの中で在宅の在り方も社内でいつの間にか当たり前になっていくことでしょう。
タグ: 妊活&不妊